あさひクラブでは、学校から帰ってきた後、宿題をしたり、おやつを食べたり、好きな遊びや読書を楽しんだりと、家庭的な雰囲気の中で保育を行っています。また、挨拶や片付けなど基本的な生活習慣が身についていくよう援助をしています。
また、夏休みを中心にお友だちと一緒に、キャンプやおでかけプログラムなど、普段はできない経験を楽しんでいます。子ども達だけでなく親の会として、地域の講師の方を招いて「魚のさばき方教室」なども開催しています。
子ども達の「やってみたい！」の声も大切にしています。工作教室や映画上映会を実施したり、イベントのスタッフになってもらったりと、子ども達が色んなことに挑戦できるように活動しています。
また、1～6年生までの異年齢の子ども達が一緒に過ごす中で互いに助け合い、思いやりの心や自立心が育まれています。

地域の親子支援も行っています。クラブ・親子サークル（詳しくは、利用案内を参照ください。）での親子支援に加えて、併設保育園と協力をして、様々な子育て応援事業を行っています。
焼き芋大会やそうめん流し、お母さんの工作教室、出張児童館など、色んな取り組みをしています。また、毎月第3火曜日には、「親子サロン」として、寝相アートやホットケーキパーティーなど、お母さんが企画実施をするイベントも行われています。児童館職員も保育や設備のお手伝いをさせていただいています。
子育て中の保護者の方が、ほっと一息つける時間を児童館で過ごせるように心掛けています。

田園科学室の山口勝幸先生にご協力を頂き、様々な農作業体験に取り組んでいます。じゃがいも・たまねぎ・サツマイモ・大根など、季節ごとの野菜作りに挑戦をしています。野菜の種植え・苗植えから間引きなどの作業を経て、収穫までの野菜の成長過程を実際に経験しながら学んでいます。
また、食べ物にかかわるイベントを共催で実施し、楽しみながら色んな経験の場を企画して下さっています。
様々な経験を通して、子ども達が新鮮でおいしい本来の野菜の味を知ると共に、食べ物の大切さを学んでいます。

のあそびクラブ代表・北野光良先生を中心に、地域の豊かな自然の中での色んな経験の機会を作っていただいています。身近な自然を見、聞き、さわり、におい、味わうという、五感すべてで自然を楽しんでいます。
近隣を流れる川のほとりに蛍を探しに行ったり、里山にカブトムシ・クワガタ採りに出かけたり、桜が丘の街の野鳥の観察をしたり…自分たちが住む身近な自然に目を向け、自然の豊かさ、楽しさを体いっぱいに感じて、自然の大切さを学んでいます。

あさひ児童館では、子どもの居場所作り事業として、子ども食堂「あさひキッチン」を平成29年度より実施しています。
地域の小学生を対象に、またその保護者や地域の高齢者の方も寄り合って、ワイワイと楽しい食卓を囲んでいます。職員が調理したものを、地域のボランティアの方や保護者の方が配膳を手伝って下さったり、地域の高齢者の方が小学生と将棋に興じて下さったり、また月に１回、地域の元教師の方がボランティアで「英語であそぼう」として、小学生に英語を教えてくださったりと、みんなで作る温かい食堂として運営しています。
無農薬野菜を栽培されている農家様からも、毎週野菜を分けて頂き栄養満点のお料理を提供することができています。
第二の家庭のような、温かい雰囲気の「あさひキッチン」でありたいと思います。